鳥の口

鳥の口は、久米島の南端。島尻崎のある海岸に立つ巨大な安山岩です。ネーミングの由来は、その巨岩のかたちが取がくちばしを開いて飛び立つばかりに見えることからです。鳥の口から見る海は青く、透明度が高く、絶景です。ホエールウォッチングの季節である冬場には、この鳥の口の沖合いにクジラがあらわれることもあり、眼下に潮をふくクジラを見られることもあります。また、ここ久米島では毎年1月には桜が咲くのですが、とくにアーラ林道から鳥の口に抜ける道がお花見には絶好のドライブウェイです。桜の下を通って、大空に飛びたちそうな巨岩の鳥を見に行くのも悪くありません。