久米島の東800m離れた場所に、人口30人余りの奥武島があります。
干潮時には、久米島と陸続きになり歩いて行き来することができます。
この島には、日本地質百選に選ばれている、亀の甲羅に似た石畳「奥武島の畳石」があり、観光名所の一つ。
奥武島の東400mの位置にあるのが、オーハ島です。この島には、明治時代の終わり頃に、2家族が入植し、1960年には、130人以上の人々が住んでいたとのことです。
しかし、厳しい生活環境が理由なのか、徐々に人々が出て行き、2011年の調査では、人口は1人にまで減少しているとのこと。
注目したいのは、オーハ島の東側に、全長7Kmもの長い、「はての浜」と呼ばれている、砂州が伸びており、不思議な景観を見せています。
限りなく広がる、海洋の一角にこのような、ロングビーチや、砂浜が出現していることに、自然の織り成す、美学が感じられます。