タチジャミ

タチジャミとは「立神」のことで、町の天然記念物でもあります。宇江城・仲村渠の海岸にそびえる高さ40m、横幅70m、厚さ5mの屏風をたてたような形の奇岩です。前から見ると柱のように見えますが、横から見るとまるで屏風のよう。見る角度によってその姿を大きくかえるのも特徴のひとつです。このタチジャミは立神というとおり、昔は幻の名所、または聖地といわれていましたが、現在ではそんなアンタッチャブルな扱いではなく、遊歩道ができて、誰でも近づける観光スポットになっています。タチジャミ自然公園(久米島県立自然公園)のなかにあり、駐車場から海へ向かって階段を歩いていきます。