真謝のチュラ福木

チュラ福木を説明するには、名称の分解が必要です。まずチュラというのは、沖縄のことばで美しい、キレイという意味です。美人をチュラカーギ(カーギは顔、つまり美しい顔)といいますね。そして福木はフクギという木の名前です。台風のメッカである沖縄では古くから防風・防波または防火のために家の周りなどに植えられていた樹木です。真謝のチュラ福木(チュラフクギ) は真謝の集落内に今ものこるフクギ並木なのです。といってもその並木は昔と同じ場所に立っていますがまわりが変わりました。なんと今では車が行き交う道路の真ん中に、そう、中央分離帯の場所に樹齢200年以上ものフクギ並木が残っているのです。